古来、日本には生息せず、推古天皇の時代と天武天皇の時代に新維から献上された記録はありますが七夕の伝説を通して知られた想像上の鳥といわれていました。ところがこのカササギが有明海の沿岸、佐賀市、小郡市、大川市にだけ生息しています。
この鳥はスズメ目カラス科の留鳥でこの地域だけ生息し天然記念物に指定されています。
七夕の夜雨が降ればこのカササギが群れ集まって橋をつくり二星の出会いを助けたという七夕伝説はカササギがいない地方では成り立たない話となります。もちろん漢水流域にはカササギは生息しています。